アロマテラピー

幸せにする植物の香り

●アロマテラピーは香りを使った自然な力

16世紀の科学革命以前は、アロマテラピーやハーブ療法が医学そのものでした。

アロマテラピーを始めた多くの人は、奥行きの深さに驚きます。

なぜなら古代から受け継がれてきた医学、植物学、自然の力などが背景にあるからです。

アロマテラピーは簡単で誰もが手軽に始められる自然療法です。





●エッセンシャルオイル(精油)

エッセンシャルオイルとは植物の香り成分で、精油とも呼ばれます。

自然の植物や花、葉、木部、果皮、樹皮、種子などにある天然の液体のことで、その植物の香り成分が凝縮されています。

例えば、バラの花のエッセンシャルオイルを1滴(約0.05ml)抽出するのに、約50本ものバラの花が必要となります。

エッセンシャルオイル(精油)は、アロマオイルに分類されますが、アロマオイルの中には、人工的に作られた安価なフレグランスオイルやポプリオイルなども含まれますが、アロマテラピーに用いるのは、アロマオイルの中でも天然成分100%のエッセンシャルオイル(精油)であることが原則です。


●香りにはいろんな効果がある

アロマテラピーを始めるには、まずエッセンシャルオイル(精油)選びから始めましょう。

といっても、エッセンシャルオイル(精油)は、種類も豊富で何を選んだらよいのか迷ってしまいますよね。

代表的なエッセンシャルオイル(精油)の香りの系統をまとめてみました。

エッセンシャルオイル(精油)の香りの系統
系統 代表的なエッセンシャルオイル
フローラル系 イランイラン

ゼラニウム

ラベンダー

など
柑橘系 オレンジスイート

グレープフルーツ

ベルガモット

マンダリン

レモン

など
ハーブ系 クラリセージ

シトロネラ

スターアニス

タイム

パルマローザ

フェンネル

ペパーミント

マジョラム

レモングラス

ローズマリーシネオール

ローズマリーカンファー

など
スパイス系 クローブ

シナモンリーフ

ジンジャー

ブラックペッパー

ローレルリーフ

コリアンダー

など
樹木系 サイプレス

シダーウッド

シダーリーフ

ジュニパーベリー

ティーツリー

ユーカリ

など
 樹脂系 フランキンセンス

ミルラ

など
 エキゾチック系 ベチバー

など

1種類のエッセンシャルオイル(精油)を使って楽しむのも良いですが、いくつかのエッセンシャルオイル(精油)を組み合わせるのも楽しさの幅が広がります。

また、組み合わせることにより気分や用途に合わせて香りを作ることができます。

気分や用途で選ぶ香りの組み合わせ
気分・用途 エッセンシャルオイルの組み合わせ
イライラするときに イランイラン  2滴
ラベンダー  2滴
落ち着きたいときに イランイラン  3滴
オレンジスイート  3滴
食欲がない時 オレンジスイート  6滴
ペパーミント  2滴
食欲を落ち着かせる オレンジスイート  3滴
ローズマリー  3滴
眠れない夜に クラリセージ  2滴
イランイラン  1滴
のどをスッキリ クラリセージ  2滴
ユーカリ  1滴
ティーツリー  1滴
ストレスに グレープフルーツ  1滴
ラベンダー  2滴
ペパーミント  1滴
空腹時 グレープフルーツ  4滴
ゼラニウム  2滴
頭が重い時 グレープフルーツ  3滴
ペパーミント  1滴
ローズマリー  2滴
花粉症に ユーカリ  3滴
ラベンダー  3滴
やる気を出したい ラベンダー  1滴
ローズマリー  3滴
レモン  2滴

アロマテラピーを楽しむためのグッズが数多く販売されています。

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●アロマのいろいろな楽しみ方
ベーシックな方法としては、アロマディフューザーなどを使ってエッセンシャルオイル(精油)の香りを、お部屋に広げる方法がありますが、ほかにもいろいろな楽しみ方あります。

アロマバス
エッセンシャルオイル(精油)を混ぜたお湯に体を浸け、香りを楽しむアロマバス。

香りだけでなく角質層に浸透してスベスベ肌を目指す、効率的な利用方法です。

少しぬるめのお湯に気分に合わせたエッセンシャルオイルを数滴入れリラックスしてゆっくりと湯船につかりましょう。

※妊婦さんや小さいお子様への使用は控えてください

ハウスキーピング
エッセンシャルオイル(精油)は、消毒や消臭、防虫や空気の浄化などの効果も期待できます。

スプレー容器に、エッセンシャルオイル(精油)数滴を精製水と混ぜ、キッチンやトイレなどに吹きかけて使用します。

乗り物酔い
乗り物酔いをしたときは、ティシュにペパーミントを1滴含ませ、それを嗅ぐことにより、気分がリフレッシュして落ち着く効果が期待できます。

※【注意】※

香りの感じ方には個人差があります。

特に子供、妊娠中の人、持病のある人、アレルギー体質の人は使用にあたり注意が必要です。

使用するエッセンシャルオイル(精油)や器具の使用上の注意をよく確認し、安全にアロマテラピーを楽しみましょう。